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おやつに寄り道

野心家のイカロス その17
「平熱丸」

情熱は常温になる。

◇ 最新更新: 2022/12/18

平熱丸 その1

イカロスとは「飛翔と転落」。
その像が誰かの心の海へ落ちていったのなら、それはちょうどよく冷やされることでしょう。

新しいイカロスという手。
到達天に向かう気概をいつも心炉に……生存は第一位!
でももっと自由に、きっと夢を追いたい野、イカロスと!

こういうのって使われるのではなく、上手に引き出して使えるなら価値はあると思うけど。
意味のないこだわり、話が進まなくなる。

目的は何だ?
君が生きることだろう?
重い、押し付けるなよ、話が違う。
ここだけの話、作者はイカロスについて忘れ去っていた。
この話の彼女も他のキャラと同様だったけど、こういう位置づけにした方が話を進めやすいと感じたからだ。

渡しはしない、ガオッ。
段々とあきらめき、リスタート。
情熱と穏やかに再会し、個々に至る。
すてきなオトナになりたかった。
甘酸っぱい憧れは今も。

【陸空海よ】
最難は生まれしところの海か?
ウェットでは飛べない
睡眠とswimmingを大事に
心に潤いはあるべきだから
泳ぎが美しいなら満ちている
堅実に世渡り夢に微笑む理想よ

穏やかな感、なるべく憎まず、行きやすそう。

よりみち ルート172

今日のおやつは「甘夏のせ寒天」というひと。
「甘夏のせ寒天」の画像1
「平熱丸」

甘夏の背に寒天は夏優美

平熱丸 その2

僕はイカロス。
ところで、クロノスではダメだったの?

脈絡ないけど、名前の感じ、似ているわよね。
繋げることができるような一つの意味を見出せないか、検討はしてみた。

それは新しい価値だから。

その通りといきたいものだ。

「クロノイカロス」という戦略。
ギリシャ神話からイカロスはお空マクロ、クロノスは農耕神で時の神、足下ミクロと時流れ。

いわゆる鳥の目、アリの目、魚の目。

イカロスについては風の機関のイメージも。
クロノスについては希求もある。

限りあるとき、私らしく人生を耕していけますように。
私たちに金の鍬はないけれど、付与された鍬にだって銀程の価値はあって、各々のわくわく金実る秋も十分に期待できる。

どういうこと?

借地権なら銀の鍬、なんちゃって。
人類にだって、世界の所有権はないでしょ。
この系の太陽等ではないから。
しかし、スズメを友と感じて解き進め!

スズメは近しいイメージだね。

スズメは人とは違う、空を飛べるけど。
人の側で暮らしていて、か弱くて群れたりもする。
そういうイメージを使わせてもらった。

飛躍しすぎないよう注意しながら、俯瞰的に捉えようとする。
一方で、なぜなぜと掘り下げるのもおろそかにしない。
「ミクロノスズメ」という戦略。
高みばかり見上げていては飛躍しすぎてしまうから、普段の心がけはこちらの戦略で下ろしてね。
イカロスとススメ隊!

無理すると、死にかねないからね。

生きることは戦いに似ているだけ。
私は戦争ではないと思う。
でも、二項対立は幾重にも競争しあっていて……。
そういった環境下でなるべく後悔しないよう……。

後悔を許容しないなら、ずっと辛い航海。
用心していても、誰にだって起こりうる。

私にできることは、今後の後悔のリスクを下げること。
スズメセンは役に立つわ。
局所的だけでなく、トータルでも考えてみるの。

トータス、長い目でも見てね。

平熱丸 その3

これまでのダイジェスト感。

【送風時紀行】
新しき風よ
刹那を教えて送れ
まったく切なくて
思い出せないくらい抱きしめていたんだ
動かない意志だったみたい
でも、今、風に帰す
頬が包まれてるよう、笑み、忘れたくないな

心機一転

旅の年月で少し大人になったのさ

皆の太陽と自分だけの太陽
並び立ってていてもいいんじゃない
優位に立ちたがる、かち気は必要
皆一緒の圧、優しい面も
良し悪しだってさ
完璧を求めて世界へ、それは窮屈すぎる

一部感、一部完
誰だって流れ行く今にも!
風の中、変化……しないこともあるだろう
広く狭くだってさ
解が一つだけでは旅が終わってしまう

「さつまいも星」の画像1

宇宙船で旅に出たら、こういう星に出会うこともあるのかな。
広い宇宙だもの、こういう線もあるでしょう?

共存みたいなものは困難だろうから、長い目で見て、その意味はないだろう。

よりみち ルート187

今日のおやつは「ほし芋」というひと。
「ほし芋」の画像1
甘いもの食べたら、少しの楽観、偏りすぎるのは良くないね。

遠くの何者かも、地球みたいな星に思いを馳せているかも知れない。
結局のところ叶ったようにはならないのなら、困難のためなんだろうと思う。

「さつまいも星」の画像2
ハートの形の葉っぱ、心をくすぐる。
ほし芋は保存食の一つ、生活の知恵。

そういうのが相まって育つと、英知の輝き、なんてね。

「時と生きて、航海の羅針盤になるらしさは平常芯」

作成者: 新織 由基

新織 由基(にいおり ゆき)